いよいよ夏本番!ということで、楽しみが増える季節ですね。
海水浴、旅行、プール、バーベキュー、潮干狩り、トレッキング、花火、帰省など、
さまざまな予定がある方も多いのではないでしょうか。

オンオフを切り替えると言いますか、
遊ぶときは思いっきり遊んでリフレッシュしたいですね。

高校野球をはじめ、スポーツの大会も開かれたりします。
暑い中いい汗をかくのもまたよいものです。

 

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そんなたくさんのイベントがある夏ですが、
イベントがあれば写真を撮影する機会も増えるというもの。
しっかりとナイスシーンをシャッターにおさめたいですね。

一昔前は写ルンですのような使い捨てカメラをよく見ましたが、
最近はすっかりデジタルカメラになりました。

比較的手頃な価格のものから高級なものまで
デジタルカメラは幅広いラインナップがあります。

ライフスタイルに合わせて適切なものを選択できるのが、
デジタルカメラが一気に普及した理由なのかもしれませんね。
もちろん、撮影した内容をすぐその場で見て確認できるというのも大きな理由だとは思いますが。

さて、そんな便利なデジタルカメラですが、1つだけ気をつけたいことがあります。
それは、意外とデジタルカメラのデータトラブルは多いということです。

よくあるデジタルカメラのデータトラブルには、こんなものがあります。

デジタルカメラのデータを見ている時に、操作ミスでデータを削除した
なぜかわからないが、気がついたら大切な写真が無くなっていた
子どもが操作していると思ったら、何かを押したようでデータが消えてしまった
エラーが出てデータが見られなくなった
パソコンにつないだら、ちゃんと操作したはずなのにデータが無くなってしまった
SDカードではなくデジタルカメラの内蔵メモリに撮影していたが、ミスでデータを消してしまった
SDカードを初期化したらデータが消えてしまった

もちろん、データトラブルはそこまで頻繁に発生するものではないでしょう。
でも、マーフィーの法則ではありませんが、油断している時に限ってデータトラブルはやってきます。

データトラブルが起きると軽いパニックになって、
普段ならしないであろう操作をしてしまうことがあります。
それによってデータ復旧できなくなってしまうことも十分に考えられます。

デジカメのデータトラブル時に気をつけたいポイントを3つご紹介しますので、
しっかりと覚えておいてくださいね。
いざという時に役に立つはずです。


(1)撮影しない
デジカメのデータトラブルが起きたら、絶対に撮影しないようにしてください。
テスト撮影をしたくなるのは理解できますが、データ領域が上書きされてしまうとデータ復旧できなくなってしまいます。
撮影することで状況が悪化することはあっても、撮影することで消えたデータが戻ってくることはありません。


(2)SDカードを取り外して保管する
デジカメのデータトラブルが発生したら、SDカードをデジカメから取り外し、ケースに入れて保管しましょう。
撮影しなければ問題は無いと言えますが、他の誰かが操作してうっかり撮影してしまう可能性もゼロではありません。
デジカメからSDカードを取り外してしまえば、状況が悪化する可能性を最大限減らすことができます。

取り外したSDカードは必ずケースに入れましょう。
可能性は低いですが、そのまま置いておくと静電気等で壊れる可能性も考えられます。

また、どのSDカードかわからなくなると問題なので、ケースにわかりやすい印を付ける等の工夫をしておくとより安心です。


(3)データ復元の専門店に連絡する
自力で何とかデータを取り戻せないだろうか?といろいろ試してみたくなるのはわかります。
でも、データ復元は思ったよりも専門的なもの。
少しのミスで、データ復元できなくなってしまう可能性があります。

今までお問い合わせいただいた中で、
状況が悪化して復旧率が低下(もしくは復旧不可能)になっていたケースにはこんなものがありました。
「ちょっと詳しい人に聞いてやってみた」
「ネットで調べてやってみた」
何もしなければ十分に復旧できる状態だったのに…と残念な気持ちになります。

数は少ないですが、こんなケースもありました。
「近所のショップに持って行ったら、SDカードに上書きされ『不慣れなので…』と言われた」
カメラ屋さんだったようですが、データ復旧が専門ではないのでよくわからないまま操作したようです。

なので、データの復旧を最優先にするのなら、まずはデータ復元の専門店に連絡するのがベストです。


●まとめ

・データトラブルが起きたら、撮影しない!

・データトラブルが起きたら、SDカードを取り外して保管!

・データトラブルが起きたら、何もせずにデータ復元の専門店に連絡!